子どもにも大人にも、大事な役割をはたす「噛むチカラ」。今回は、「噛むチカラ」が担っている4つの大切な役割についてご紹介します。

あごの骨が丈夫になり、歯並びがよくなる

よく噛むと、あごの骨が発達し、歯並びがよくなります。また、口のまわりの筋肉がきたえられるので、口がしっかり開くようになり、言葉の発音がよくなります。表情豊かな小顔をつくる表情筋も自然にきたえられます。

だ液の分泌がよくなる

よく噛むと、たくさん出るだ液。病原菌などの侵入を防いで虫歯や歯周病、肺炎を防いだり、発がん物質の働きを抑えたり、歯が溶け出すのを抑えられるなど、だ液には健康維持に必要な有効成分がたっぷり含まれています。

消化がよくなり胃腸の負担が減る

食べ物を細かく噛みくだくほど消化しやすくなります。胃腸の負担を減らすとともに、元気に活動するために必要な栄養素を十分に吸収できます。

筋力や運動能力がアップする

噛むときは、あごの筋肉のほかに首や背中、胸の筋肉も一緒に働きます。体のバランスが安定し、筋力や瞬発力がつくなど、運動能力がアップします。

◯監修:
日本体育大学 保健医療学部 小野塚 實 教授